歯科技工士は、医療国家資格のひとつで、歯科医師の指示に従い、入れ歯・歯のかぶせもの・歯の詰め物・矯正装置・マウスピースを作り、加工や修理をします。虫歯や歯周病などで削ってしまった歯、失ってしまった歯を人工的に補い、機能と審美を回復するスペシャリストです。

歯の形や色、咬み合わせなどは患者さんごとに違うので、一人ひとりにぴったりと合うものを作成しなければならないため、確かな知識と精密な制作技術を求められます。

歯科技工士の仕事についてもっと詳しく知りたい方へ

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歯科技工士の仕事について、動画で紹介

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歯科技工士の資格を得るには

歯科技工士教育機関に入学し2年以上学んで必要な知識と技術を習得することで歯科技工士国家試験の受験資格が得られます。
国家試験に合格すると厚生労働大臣の指定する登録機関(一般財団法人歯科医療振興財団)に申請することで、歯科技工士名簿に登録、歯科技工士免許が交付されます。

全国にある歯科技工士教育機関は

・4年生大学(3校)
・2年生短期大学(2校)
・3年生専門学校(昼間1校、夜間4校)
・2年生専門学校

夜間部を併設している学校もあり、現在歯科技工士養成学校は全国に46校あります。(R5.4現在)

それぞれの学校には独自のカリキュラムと特徴があり、進路を決めるためには学校見学会(オープンキャンパス)に参加されることをお勧めします。
※教育カリキュラムや学ぶ環境が違っても取得できる資格は同じ国家資格です。

主な就業先

・歯科技工所

・歯科診療所(歯科医院)

・歯科器材・材料関連企業

・病院 ・歯科技工士教育機関

知ってほしい歯科技工士の仕事の魅力

・歯科医療を支えるやりがいのある仕事 自分が作ったもので誰かを笑顔にできる

・独立開業することができる

・海外でも活躍できる

・社会福祉にも貢献

・国家資格だから社会的な信頼があり安定

・デジタル技工の普及でリモートワークも可能

自分の努力と技術力で活躍の場所は広がっていきます!

令和4年からリモートワークも可能になって、働き方の選択肢が増えたからライフスタイルに合わせた働き方で、男女問わず一生続けられる仕事です。

鳥取県未来人材育成奨学金支援助成金の対象になりました

鳥取県では若い皆さんに県内で活躍してもらうため、産業界と協力して、全国初の奨学金返還助成制度を設けています。

令和5年4月から、同制度の対象職種に歯科技工士が追加されました!

詳しくはこちら(鳥取県のホームページへジャンプします)